株式会社ハクトー、夢ハウス 株式会社ハクトー、夢ハウス

株式会社ハクトー、お客様のために

こだわり / 素材

一番のこだわりは「木の乾燥」

無垢材選びのポイントは「含水率」
夢ハウスの無垢材の一番の特徴に「含水率」の低さがあります。含水率とは、簡単に言うと木に入っている水分の量のことです。伐ったばかりの木の中には大量の水が含まれています。この状態では家を建てるための材料にはできません。乾燥させてはじめて家の材料となるのです。夢ハウスの木材は、この含水率をオリジナルの乾燥機でゆっくり乾燥させ、内装材は5%以下、構造材は10%以下まで下げてしまいます。
これはJAS基準よりも数段厳しい基準です。

ここまで夢ハウスが含水率にこだわる理由とは何でしょう。それはズバリ、不十分な乾燥が呼ぶ「欠陥住宅」への道を防ぐためです。不十分な乾燥しかしていない木材を使った場合、どのような不具合が起こるでしょうか。それは木自身の反りやねじれです。月日の経過に伴い、壁に隙間があいたり、床板が持ち上がったりする現象がだんだん現れてきます。「やすらぎ」を求めての無垢材住宅のはずが欠陥住宅になりかねません。そして特に怖い問題が「内部結露」です。例えば壁の内部で結露したとします。それによってカビが繁殖し、さらに木を腐らせる「木材腐朽菌」が繁殖します。結果、土台や柱が食い荒らされ、災害時の倒壊の危険度が高くなるのです。
夢ハウスは、それらの欠陥の発生を防ぎ、安心安全の無垢の家を造るために、木材の含水率に最もこだわっています。しっかりと乾燥させた木材は、乾燥時にねじれや反りを起こしきっているため、施工後の動きが最小限に抑えられます。この手間や技術が、安心安全な無垢の家の最も大切な部分なのです。

適材適所の木遣い

正しい位置に正しい木を使う
夢ハウスの無垢材は、その木が最も力を発揮できる場所を選んで使われます。正しい使い方をされなかった木は、その力を最大限発揮することができません。そのため夢ハウスでは、正しいところに正しい木を使うということを心掛けています。

土台「ヒバ」

夢ハウスのヒバは、樹齢1000年のヒバを使っています。古くから土台には「栗、ヒバ、檜」が向いていると伝えられているように、ヒバは家全体を支える強度に加え、ヒノキチオールという天然の抗菌防虫成分を多量に放出し、害虫を寄せ付けません。

梁・桁「米松」
梁・桁には米松を使っています。松脂を大量に出す程粘り強い松は、横の力に強いのです。

柱「杉」
柱には、まっすぐ上に向かって伸びることで知られる杉が使われています。縦にかかる加重に強い力を発揮してくれることより、古くから柱材に最適といわれています。多彩な特徴を持った床材です。

赤松
夢ハウスの家の中では最も多く使われる床材です。厚い原板をしっかりと乾燥させた上で生成された床材は、反りやねじれが大きく出ません。節がそのままの表情を見せる赤松は、特に同じものが無く、無垢材の特徴が一目でわかる床材です。


桐材は、桐箪笥にも使われているように、調湿・抗菌・保温機能に優れた力を持っています。夢ハウスでは主に、寝室や小屋裏等で使われます。桐材が持つ高い調湿能力で、住む人々が暮らしやすく、そしてカビの発生を防ぐ湿度といわれる50%前後に保つことができ、人間の体も健康にしてくれます。

これらの他にも、特徴的な模様や足ざわりを体感できるタモや、水・腐朽に強いヒバなど多彩な無垢の床材が夢ハウスでは選ぶことができます。

国産材にこだわらない理由

最近では、地元材を使った家づくりが流行っています。ところがその多くは、荒廃した山の木が安く手に入るという理由で、「こだわり」と称して、使う場所も気にせずに建てられた家が多いのが現状です。たわみやすい杉を梁に使ったり、毛羽立ちやすい杉を木表、木裏関係なく敷き詰めたり。集成材を使った家を木の家と称するのは論外です。建てたときは良いかもしれませんが、5年、10年後に、徐々に支障が出てきます。ものづくりに大切なことは地元材や産地ではありません。住む人が愛着を持って、長く住むことのできる家を建てることが大切なのです。
夢ハウスでは、赤松はロシア、ヒバはカナダなど、世界中のより良い木を選び使っています。寒い地域でゆっくりと時間をかけて目がしっかり詰まった木は、最も家づくりに適した材料です。適した木材を適した場所で使うことで、信頼して長く住むことができる家が完成するのです。

夢ハウスハクトーfacebook